新型Z34に出会う

■Z34に乗る

「Z33のすべてをジャンプアップしました」と開発者が言ったとおり、すべてが進化していました。

まずは内装。これは完全にZ34の勝ち。

すべてが上質になっており、質感は飛躍的に向上しています。33はもう少し頑張ってほしかった。


しかし、不満もいくつかあります。サイドブレーキは相変わらず助手席側にあります(左ハンドル仕様のまま)。

右ハンドル仕様を買う人のことを考えてほしい。 なぜ、このまま持ってくるのか。

それから、シフトノブのすぐそばにあるカップホルダー。シフトチェンジの時、確実に触れます。

運転中は飲み物を飲むなってことでしょうか?ユーザビリティを向上したというが、ツメが甘い。

走りは当然刺激的。3.7リッターのエンジンがもらたらすパワー感はさすが。ぜひ高速走行してみたい衝動に駆られます。きっと気持ちよく走れると思います。

それから、走りが明らかに軽いです。ブレーキもバッチリ利きます。エンジンがもそっと小さかったら検討したいのに。。。


■外観

新型は33に比べて、非常に挑戦できなデザインを採用しています。フェンダーの膨らみは迫力を増し、切れ味増したヘッドライトとテールランプ。

これはこれでありなのかとも思うし、決してかっこ悪いとは思わない。むしろカッコイイ。

特に、純正のアルミ!!!かーなーりカッコイイです。これだけどこかに落ちてないものか(笑)。

ただ、33を初めて見たときほど【衝撃】はなかったです。

Z33のコンセプト「Lust then Love」(ひと目で心惹かれ、いつまでも愛し続けられる)。

これは、僕自身が実感しました。初めてZ33を見たとき、こんなに美しくまとまったクルマは見たことがなかったです。

初めて見た時の衝撃。そして5年間乗ってきましたが、今でもその気持ちは変わらないです。

なんとも言えない、絶妙なデザインだと思います。洗車のたびにニンマリしてます。

新型では、このコンセプトが聞こえてきません。インパクトはあるし、スポーツカーとしての性能は向上しているにも関わらず、見た瞬間に自分の中で来るものがなかったのは残念。何が悪いのかはわかりませんが。

そして、新型をひとしきり眺めてから愛車を見ると、確かに迫力不足な気がします。

悪く言うと「乗用車チック」。なるほど、新型のデザインが挑戦的であることを改めて感じました。

でも、やっぱりZ33のデザインの完成度は高い。Z34は新しいオーナーの心に長く残るのか注目したい。

僕は・・・買えない(涙)。


■納得いかないこと■

なぜ、排気量を上げたのか。どうしても納得できない。大排気量はGT−Rだけで十分だ。

GT−Rも、かつては「平均的なサラリーマンが頑張れば買える」価格設定をしていたが、それは過去のものになった。

残念ながら、Zも同じ道を進みつつある。Z32の時、豪華になりすぎて価格が高くなりすぎた反省が生かされてない。

それから、アメリカでZは輸入車であるにも関わらず、日本で買うほうが高いのは納得できない。

Zはアメリカがメインターゲットなのは確かだが、なぜ本国が40万以上高いのか理解しがたい。

もともとZは、「性能のいいスポーツカーを、手が出る価格で提供する」というコンセプトがあったはずだ。

今は、「高性能な割に安い」ということがよく言われるが、それだけでイイのだろうか?


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