Z購入記

なんだかなぁ・・・(−−;
■むかしむかし。。

オレンジ色のZコンセプトカーがモーターショーで公表されました。
そのとき思ったこと・・・

でかっ!

とにかく大きく見えました。Z32が出た時にも同じことを感じました。
確かに32は美しくてカッコイイ。だけどその大きさが非常に気になってました。 Z32が出た当時はたくさんのスポーツカーがありましたからZ32以外のクルマに目が行っていた・・ というほうが正しいかもしれません. 本当、贅沢な時代だったなぁと思います。日産だけでもスカイライン、シルビア、180SX・・ 小さくて楽しいスポーツカーが山ほどありました。 だから当時はZ32にそれほど大きな興味を抱くことはありませんでした。

閑話休題。
とまぁ、初めのZコンセプトは正直言って良い印象ではなかったです。
もちっとダイエットしろよ〜なんて言ってました(笑)




■2001年東京モーターショー

ついに市販モデルに限りなく近い新型フェアレディZがお目見えすることになります。 残念ながら直接見に行くことは出来ませんが、 テレビやネット上で映像が公開されたのでその姿を十分堪能することが出来た・・と思います(^^;。
ただ、この時はモーターショー開催直前のプレス発表会のなかで 次期型GT−Rのコンセプトモデルが登場でZの影はやや薄れてしまった感がありましたよね。
かく言う私自身も自分のサイト上で『今回のモーターショーの主役は誰がなんと言おうとGT−Rコンセプトだ』 と言い切ってしまったくらいでした。 しかし、展示されていた他のどの車よりZ33は美しかったです。
『デザインも先進的だし、一度乗ってみたいよなぁ』そんなことを漠然と、なんとなく考えていました。

この時、Z33に対するイメージが完全に修正されたのであります。


大盛況の日産ブースです。



GT-R Concept

力強く語るゴーン社長



全色展示されてたようです
■発表、そして日産ギャラリーへ

2002年7月30日、有明コロシアムで新型フェアレディZの発表会が行われました。 大勢のプレスや招待客が集まったようです。(もちろんこの発表会にも参加していません)

Zにかけられていたベールがはがされ、カルロス・ゴーン社長のスピーチが始まりました。
“Today is the day that sport car fans around the world have been egaly waiting.. The Z is back.”
こんなフレーズから始まりました。
いったんは生産中止されたZが、2年の時を経てついに復活したことを強く実感した瞬間でもありました。

さらにスピーチは続き、最後のほうにこんなコメントがありました。
“We invite you to experience the new FairladyZ and rediscover the passion once again.”
今の日本人が忘れていることだと思います。 クルマに限らず、すべてのことにおいて私たちはこのことをわすれているのではないでしょうか?
私はこの模様を、ネット上に公開されていた映像で見ました。その後、開発責任者の湯川氏のスピーチもありましたが、 私にとってはゴーン社長のコメントが強く印象に残った・・そんな発表会でありました。

発表会の3日後、近くの日産ギャラリーで新型Zが展示されていると言うことを聞き、足を運びました。
間近でみるZは本当に美しかったです。
ちょうどこの時、発表前に作られたコンセプトZのプロモーションビデオとカタログを来場者に配布していました。さっそくこのビデオを受け取り、そのあとの用事に向かいました。

帰宅後、ビデオを見ます。
ご覧になった方も多いと思いますが・・・・ハマりました(−−;
途中でZが見ている人に向かってパッシングをする場面があるのですが、始めてきたときは鳥肌がたちました(爆)このビデオ・・何度も何度も繰り返し見ています(笑)

この時、この車に惚れこんでいる自分がいました。





■念のため。

もう、私の頭の中にはZしかありませんでした。すぐに発注してしまいそうなくらいの勢いでした。
しかし、勢いは大事だが勢いだけで買ってしまうともしかしたら後悔してしまうかもしれない。 そう思った私は、踏ん切りをつけるためにも他の競合車と比較をすることにしたのであります。

まずZが登場した時点で、ホンダのS2000、マツダのRX−7、ダイハツコペンの4台。 そしてZの登場後にスカイラインクーペ、マツダのRX-8、三菱ランサーエボリューション8などが比較対象になりました。ジャンルはそれぞれ異なりますが 単純に私が好きな車種・・ということです。(比較は主観のみで行ってますのでご了承ください)

○S2000
登場した時は、かなり心が踊りました。ホンダが出したオープンスポーツ。しかも久々のFR。9000回転までストレスなく回る エンジン。スタイルもシンプルで好感が持てました。かつてビートに乗っていた私が 反応しないわけがありません。 2リッターなので維持費もかなり軽くなります。しかし、このクルマにググっと心惹かれる色気が感じられませんでした 。諸経費込み400万オーバーという価格もネックでした。

○RX−7
発表から10年以上たっているにも関わらず色あせない比類なきスタイリング。スタイリングは大きくは変わらなかったものの10年かけて着実に熟成させていったマツダには 敬意を表したいと思います。ちょうど生産中止の時期と重なり、最終バージョンのスピリットRのシリーズが発売された頃でした。 とても気になる1台ではありましたが、やはり21世紀に発売された車に乗りたかったし、ロータリーの燃費の悪さも気になりました。 あのロータリーエンジンの独特な吹けあがりや音、ハンドリングのよさは魅力的なんですけどね〜。

○三菱ランサーエボリューション8
かっとびマシンのランサーエボリューション。ストイックに速さを求めてみるのもいいかと思いました。 8はフロントのデザインが個人的に好みです。4ドアで使い勝手も良さそうです。 しかし、このクルマも色気がありません。私が欲しいのは走ってもカッコイイ、(例えば)ホテルのエントランスに 停めてもカッコイイ・・そんなクルマでしたから候補から外れることになりました。(ホテルに誰かを迎えに行くことなんてなかろうが・・)

○ダイハツコペン
元ビート乗りとしましては、非常に気になる一台です。絶対的な速さはないけど走る喜びを感じられるクルマ。 まさに現代版のビート、カプチーノといったところでしょうか。ダイハツの頑張りには敬意を表したい。この手のクルマは オーナー同士の交流も盛んでカーライフが楽しいものになるんですよ。価格も安いし維持費も安い。 心惹かれましたが、ちょっと気になる点があったので候補から外しました。 セカンドカーとしてはいいのですが、軽自動車をファーストカーで使う不安もありました.

○スカイラインクーペ
Zとスペック的には内容が似ていますが、実際に乗って見て味つけの違いが感じられます。デザインも非常に魅力的だったのですが 個人的にZの勝ち。価格の高さもネックになりました。スカイラインを買う必然性が(4シーターということを除いて) 見つかりませんでした。

○RX−8
このクルマがZ購入の上で一番真剣に悩んだ一台かもしれません。走りも楽しい。デザインも良い。ロータリーの性能も燃費も向上している。 質感も上がっている・・・これは迷いました。試乗の感触も悪くなかったです。もっとアクセル踏みたかったです(笑) また余裕の4シーターにも関わらずデザインも破綻がありません。フリースタイルドアも作りがしっかりしていて 好感が持てました。価格も非常にリーズナブルです。最終的にはZのデザインと、日産とマツダを天秤にかけた時に 自分にとっては日産のほうが重かったこと、それから職場の先輩が8を買う予定なので候補から外すことにしました。 今後は先輩の8を楽しむこともできますしね(笑)


こういう比較を自分のなかでやってました(笑)とはいえ、全部好きなクルマ達です。 こうやって並べてみるとまだまだ楽しいクルマがたくさんありますね。スポーツカーがもっと盛り上がってくれると 嬉しいのですが・・・

こうして次期購入車種がフェアレディZに絞られることになったのです。











迷いに迷っています・・・
■車種は決まった!!

フェアレディZしかない。
気持ちは決まりましたが、まだまだ迷いがありました。

『自分なんかがZのオーナーになってもいいのだろうか?』
『身分不相応じゃないだろうか?』

そして、私の貧乏性がさらに歯止めをかけます。
愛車の180SXは、走行距離は伸びているものの(当時11万キロ)、 エンジンも駆動系もしっかりしていたし、クラッチもOHしたばかりでした。 180SXにもうしばらく乗っていたい・・・そんな気持ちもありました。

同時に、周囲の友人や先輩、親戚にいたるまで買い替えラッシュが起こりました。 車種はいろいろですが、彼らに影響を少なからず受けました。 年齢も26歳。幸か不幸か結婚という話も(まったく)ありません(ノ_;)

今のうちに買っておかなければ・・・

こんな気持ちが少しずつ私の中で大きくなっていきました。





■そして契約へ・・・

正式に見積もりを取り、保険の内容を確認します。
注文書も作成しました。

ちょうどその週末に日産プリンスお客様感謝デーというイベントが行われていて、 私が購入する色のZが展示されているということだったので会場になっていた マリンメッセ福岡に足を運びました。

会場につくと、レッドステージの全車種と中古車がたくさんならんでいました。 いろいろなクルマを見るのは楽しいものです。日頃は接することのない シーマやエルグランド、セレナやマーチにガンガン触れます。 運転席に乗りこんだり、後部座席に乗り込んだり、ハッチやトランクを開けてみたり・・ すっかり楽しんでいました。

一番奥にZとスカイラインクーペが置かれていました。むぅ・・これが今のスポーツカーのポジションかな? などとちょっと悲しい気持ちになりつつも、Zに乗りこみます。

・・・でかい(−−;
こんなの運転できるのか(−−;

不安がよぎります。
外に出て眺めます。

・・・美しい(-フ-)

やっぱりこれしかありません。というわけで契約とあいなりました。 帰りの車の中で『買っちゃったよ・・・買っちゃったよ・・・』こればっかり言ってたと思います。 ご成約プレゼントにメロンを2個頂きました。180のなかでメロンの香りが漂います。 新しい車の契約・・・同時に180とのお別れが決定したということになります。 ちょっと寂しさを感じながら、私は180のアクセルを開け家路につきました。


何度も見返したカタログと見積書。


あとはZ納車の日を待つばかりとなりました・・・




追記

180SXは初めて乗った本格的なFRスポーツでした。私はこのクルマから多くのことを学び、
そのことは今後も生かしていこうと思います。
さて、180SXは私にとってなくてはならないパートナーでした。
色あせないスタイリング、私にはちょうど良い走りの性能・・・手放す理由はありませんでした。
もちろんZの登場と言うのが大きな理由ではありますが、それ以外のことについて簡単に書いておこうと思います。

それは180SXのイメージの悪さです。S13シルビアとともに事故件数ナンバー1。
巷でも走り屋御用達で180に乗ってる奴はクルマを改造しまくって危険な運転をする・・と思われているフシがあります。
私は当HPでスポーツカーばかりが危険な走りをしているわけではない
・・・むしろ昼間はミニバンやセダン、商用車にタクシー、トラックなど
勘違い暴走ドライバーが山ほどいることを訴えてきました。
このことは今後も日記などに書いていこうと思っています。

そんな状況ですから、私のクルマに乗った人の多くが拍子抜けします。
目に見えるチューンはされてないし(実際ほぼノーマルでした)、安全運転だし・・
『180SX=激しい運転』というイメージが定着していることをヒシヒシと感じました。

もう私も20代後半。もう180SXに乗りつづけることが辛くなっていました。
そんな時にZの登場。来年は180SXの車検。飛び石によるフロントガラスの破損・・・etc
クルマのコンディションは良かったのですが、乗りかえる条件があまりにも揃っていました。

スポーツカーを乗っている(特に若い人に)言いたいです。
本当にスポーツカーの楽しさを知っているなら、危険な暴走行為はやめてください。
自分で自分の首を絞めるだけです。
ぜひ、サーキットに足を運んで安全に楽しんでください。
ワインディングを楽しむならマナーを守って。タバコのポイ捨てなどはもってのほか。
マナーを守って180SXのイメージをこれ以上悪くして欲しくはないですね。


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